子供が生まれ家を買うことを考えた。
小学校までに買う予定。
地域は決まってる。夫が通った小学校の工区だ。
これは10年前、
消費税がまだ8%のときのわが家の軌跡。

うちはマンションを全面リフォームしたよ
マンションか一軒家か


マンション一択
夫婦で同じ考えだったから大きな方向性がすぐに決まった。
都会のマンションで育った夫は利便性のよさで絶対マンション。
田舎の古い一軒家で育った私は一軒家の大変さを知っている。外壁や屋根、庭まで管理するとなると調べることが多すぎて身がもたない。
「マンションだね」
家価格とリフォーム価格


まずいくら借り入れができるかを知り、でも実際はそれより低く、月々の返済可能額からローンを3000万にした。
どっちにお金をかけるか。
わが家は「家そのもの」よりリフォーム後の暮らしにお金をかけたかった。
築浅マンションなら物件価格が高くなる。
逆に築年数が古ければ、物件価格を抑えてリフォームに予算を回せる。
最初から「中古マンションを買って自分たち好みに変える」という考えが強めだった。
では不動産屋をまわろう。
不動産屋は以前も行ったところ


当時住んでいた賃貸マンション、そこを探したときにお世話になった不動産屋さんを再び訪れた。
とても感じが良く、いっしょに回ってくれたあの方がいい。夫婦ともに意見が一致した。
「こんにちわ~」「お久しぶりです」
家に求める条件


リフォーム前提だったので、室内設備や古い内装はほとんど気にならない。
その代わり重視したのがあとから変えにくい
「立地」と「管理状態」だ。
ゆずれない条件


- 治安が良い
- ファミリー層が多い
- 駅近(車を持たず暮らしたい)
- スーパー近く(移動時間は少なく)
- 24時間ゴミ出しOK
上2つはこの地域ならほぼ達成しているようなもの。
ゴミは私の条件で、よほどじゃないとゆずれない。
子どもが小さいと「決まった時間」は正直制限がでかすぎる。
あとは駅とスーパーがどれだけ近いか。
「ゆるい条件」との兼ね合いがでてくるので線引きがむずかしい。
ゆるい条件(いくつか満たしてほしい)


- 病院が近い
- 警察の派出所がある程度近い
- 家まわりの歩道が広い
- 管理人さんが居る(この中では重要)
- オートロックであればなお良し
- 宅配BOXがあればなお良し
- 家の中に段差が少ない
- ベランダで洗濯物を気兼ねなく干せる
- 隣接している建物が飛び移れないない程度に離れている
- 見通しのいい公園が近い
この辺りを視野にいれ、目ぼしいマンションを見て回る。予算も若干ぶれる。
あと見通しが悪い公園ってちょっと恐怖だからそれならないほうがいい。
なんせ、リフォームを視野にいれてるから室内の条件がほぼない。
これは決めやすかった
築浅マンション


最初に決めかけた築10年のマンション
駅直結のスーパー、駅まで徒歩5分。
総合病院や見通しのいい公園もある。
古めかしい壁紙だがそこはリフォームでOK。
水回り設備をチェックし、まぁいいんじゃない?
小学校の通学路をチェック。
うーん。
この寂しい感じはどうだろう。小さいわが子がここをテクテクと帰ってくるのか。車の交通量の多さも気になる。
マンション価格2800万。
築10年という安心感もあり気持ちはかなり傾いた。
でも「毎日の暮らし」を想像するとどうしても通学路が引っかかる。
築浅の安心感は、通学路の不安には勝てなかった。
中古マンション


次に築40年のマンション
(最初はむむっと思ったよ。この先30年住めば築70年だもの)
でも管理状態が良く、立地条件もかなり理想に近かった。
ここも駅直結のスーパー、しかも駅まで徒歩2分。
個人病院がそこそこ近く、小さめの公園は見通しがよくて人通りも多い。
なにより子供の通学路にほぼ問題なし。
マンション価格2000万円。
(治安がいいと土地が高い!)
全面リフォーム(いわゆるスケルトンリフォーム)に約800万円。その他もろもろトータル3000万円くらいで落ち着きそう。
「ここなら自分たちの暮らしを作れそう」
そう思えたんだ。
中古マンション+全面リフォームが見えてきた!
工務店さん選び


さて工務店さんをどうするか。
まず2社に見積りをかける。
一つは地域で評価がいいところ。
もう一つは不動産屋さん紹介のところ。
結果、不動産屋さんが紹介してくれたところにした。(価格のわりにあれもこれもしていただいた)
ノートラブルとはいかなかったが、紹介した手前、不動産屋さんもあいだに入ってくれてなんとか完了。
後から思った工務店選びのむずかしさ


全面リフォームをやって初めてわかったのは工務店によって「できる・できない」がかなり違うこと。
「対面キッチンにする予定です」
すると2社の答えがわかれた!
評価がいい工務店さんはできない。
不動産屋さん紹介の工務店さんはできる。
そしてできると答えた工務店さんをえらんだ。
結果、壁を取り払って水栓の場所を確認したところ元のまま(壁付け)のほうが水のトラブルが起きにくいということで対面キッチンはやめたんだ。
今思えば、選ばなかった工務店さんはそこまで見えていたのかもしれない。
水栓を動かすとクレームになると。
スケルトンリフォームの実績の差で答えがわかれたのではないか、と今になって思うのである。
リフォームって完成前は「15cmくらい誤差」と思う。
でもその15cmが洗面脱衣所ぜんぶに効いてくる。
間取り構想


間取りは自分で作った。
細かいことが大好きなこだわり屋なんだ。
(趣味で勉強したフリーソフトのjw-cad使用)
このとき先に収納を決めてスペースを確保。
そこから壁の位置をきめていった。
ムダな空間がすくない家ができたよ。
水回りメーカー選び


リクシル、TOTO、タカラスタンダード、クリナップ、パナソニック。
水回りメーカーを選ぶためにショールームをまわる。ここは間取り構想と並行してやったところ。
大阪にあるショールームをまわりにまわる。
いや~最新の設備ってすごいんだね。
広々した南港エリアから、梅田グランフロントのショールーム密集地まで。ひと通り各メーカーを見て回る。
わが家はタカラスタンダードにした。
(便器だけTOTO)
\ ショールーム行って納得した /
/ ホーローは実物をみてほしい \



最新の設備も見てみてね
施主手配の工事


全面リフォームはやりたいことを入れていくと予算がどんどん膨らむ。
だからリフォームにあたって自分たちで手配したものも多い。
・ミーレの食洗器
・内窓用複層ガラス
・IKEAのカップボード(METOD)
工務店さん経由でも、自分たちで手配しても、商品価格が同じことがある。
でも工務店さんが手配すると、そこに利益が乗るため価格が上がる。
もちろん工務店さんに任せたほうがラクだ。
ただ全面リフォームは、予算とのバランスを見ながら「どこを自分たちで動くか」も重要だったよ。
※ミーレの食洗機は予算調整でビルトインから外付けへ変更
自分たちで組立・取付け


IKEAの収納は自分たちで取り付け。
そのための電動ドリルもIKEAで購入した。
間取りより先に決めた収納が、可動棚のアルゴート。(現在は廃番)
リビング収納、寝室クローゼット、脱衣所、玄関収納までまるっと統一。
「どこに何を収納するか」先に物量をメモしておいて、それに合わせて間取りを考えていった。
手間はかかったけど元々作業が好きだし「自分たちの暮らしを作っている感覚」の実感大!
施主検査


全面リフォームで最後に痛感したのは、
「図面に残っているか」
は本当に重要だということ。
これが終われば引き渡し。
図面通りになっているか、
キズや汚れがないかを見て回る。
まぁ100%予定通りではなかった。
図面違いや汚れもあった。
ただ、言っても直らなかったところは「もういいや…」ってなったんだ。
口頭の変更は「知らない」で通される。
変更が図面に反映されているかが全てだったよ。
これで長かったリフォームが終わった~
工務店さんと険悪な雰囲気になった時期はホントしんどかったからもう終わろう。
ま、ほぼ予定通り出来てるじゃん。
あのとき選んだキッチン。
9年使った今はどうなっているのか。
9年住んだ今の感想


引っ越しから7年目に大規模修繕
なんと玄関扉が新しくなったのだ。
管理が行き届いているとこんな嬉しいことがある。
妥協しなかった24時間ゴミ出し
子どもが小さい時期だけじゃない。
私はかなりせっかちなタイプ。
「今捨てたい」と思ったのに、ゴミの日まで待たなきゃいけないのが結構ストレスなんだ。
気になったタイミングで捨てに行ける。
狙いどおり快適でしかない。



捨てたい?
今でしょ!!
徒歩2分のスーパーのありがたさ
これは優しさ。
仕事帰りに「ちょっと寄る」で済む優しさ。
出不精だけど、この近さなら「行くか」って思える距離。買い忘れがあっても、もう一回行くのもオッケーよって思える距離。
タカラの耐久で不満がわかない
丁番やソフトクローズという細部まで耐久が高い。
水回りでイライラが起きない平和な暮らし。
タカラの良さって、「きゃっ素敵!」ってことより「いつも通り平常運転」してるってところ。
だから派手じゃないし、テンション上がるって訳じゃないんだけど、それでいいんだと思う。



そしてマグネット収納のラクさ
不満はまぁ生まれない
\ 「いつも通り」がかなり快適 /
/ 地味だけどラクが続いてる \
※ストレスなく回る暮らしがいいね※
おわりに


夫婦である程度意見が一致した状態でスタートした家探し。
一致していたのは
- 家はマンション
- 水回りは気に入ったモノを使う=マンション価格を抑え全面リフォーム
- 好条件の築浅マンションがあるなら視野にいれてもいい
当時はリノベが流行っていてTV番組をよく見かけた。その影響はおおきい。
そして細かいところで夫婦の意見が割れなかったのは主導権を渡してくれた夫のおかげだ。
(だいぶ温厚、私はだいぶ細かい)
人生最大の買い物と言われる家。
今思うのは家との出会いは運だということ。
たまたま売りに出された家と出会った。
ただ、治安のいい地域でファミリー層が多いマンションを選べばハズレを引く確率は低いと読んだよ。
住んで9年この読みは当たっている。
(今のところね)



家購入から実際住むまで半年以上かかった
わが家の経験が皆さんの参考になれば幸いです





